クニチャンの観戦記(2)
9月16日(土)大田ビッグバード7(BB7)と大田メイジャマクレ7(MM7)は横浜港南グランドで湘南リーグ第?節3試合に臨んだ(と、威勢良く書き出したものの)会場は中学校新設予定地が少子化の影響で宙に浮いたのを暫定的に運動場に利用しているという幽霊グランドで、地元の人もよく知らず、先に出発したBB7の面々は駅から直線で1Kmもない距離を、何と1時間半流浪してやっとたどり着いた次第。
第1試合 横浜バルーン 対 BB7
そのウップンがプラスのエネルギーに転じたか、はたまたバルーン小次郎がBB武蔵の策にはまったか、BB投手及川は快調にとばして6回に1アウト2・3塁のピンチを切り抜けた他は2塁を踏ませずにバルーン打線を完封してしまった。攻めては3回と6回に各1点の他、5回には内野安打3本と外野へクリーンヒット2本を固め打ちして3点をあげ、5対0で快勝した。一塁手酒井は入団以来初めてホームを踏み、見事な守備を見せた二塁手粟田口も初ヒット初得点して、ともに感涙にむせんだ。
第2試合 神奈川クラブ 対 BB7
BBの勢いは止まらず、一人遅参してブンむくれていた投手小山も気をとりなおして5回までは毎回打者4人を料理、6回と7回に2点ずつ献上したものの、BB側は2回の3点と4回の5点チェンジ達成を含めて大量11点をあげ、結局11対4で大勝した。
第3試合 茅ヶ崎(早稲田OB)ビッグベアーズ 対 MM7
BBの大活躍を目にしてMMは萎縮したか、1回と3回以外は毎回得点するものの1点ずつで計5得点。対するビッグベアーズは3回にMMのエラーと野選を着実に活かして3得点、5回には外野エラーを端緒にMM投手堀口のリズムを完璧につかんで外野へ4連打し、5点チェンジを達成、結局MMは8対5で敗れた。
(以下伝聞)BB7は結団以来の大勝利に興奮おさまらず、駅前の中華屋で美酒に酔い、最初はヤケ酒だったMM7ものせられて最後は全員ハッピーハッピー(までは良かったのですが)、電車の中でも大声で喋り散らし笑い散らして、「敬老の日だから黙っていましたが」との苦情がJRに寄せられた(との話は聞いていない)。まあ、集団というのは中に入れば楽しいが、外から見るとえてして存在すること自体が醜いもの。若者や子ども達の手前もあり、公共の場ではせいぜい「礼儀正しいお年寄り」を演じましょう。
以上文責クニチャン